前置詞には、”at” や “in”、”on”、”above”、”under” など、たくさん単語があります。
前置詞を使った問題が解けるかどうかで、英語の点数は20点近く差がつきます。
前置詞の使い方をマスターして、少しでも点数を上げましょう!
当サイトの前置詞シリーズでは、前置詞をマスターするために覚えておくべきことをまとめています。
色つきの文字で書いてある部分を覚えてましょう!
学校で習ったけどよく分からなかったという人は、当サイトに書いてあることを丸暗記してください。
理解できなくても、これだけ暗記しておけば点数は取れると思います。
頑張って覚えましょう!
“at” の用法
“at” には大きく分けて4っつの用法があります。
①点を特定する
②対象を特定する
③状態を表す
④特定のイベントを特定する
それぞれの用法について詳しく解説していきます。
①点を特定する
この用法で使われている “at” が1番身近かもしれませんね。
時間、場所、価格、年齢、速度、等によく使われます。
at bus stop ・・・ バス停で
at 6 o’clock ・・・ 6時に
at 500 yen ・・・ 500円で
場所や時間は “at” の他にも “in” や “on” を使う場合がありますね。
使い方のちがいは③、④で簡単にまとめています。
②対象を特定する
この用法は動詞と一緒に覚えましょう!
得意なモノや、行き先、目標物など、動作の対象を特定するときに使います。
be good at A ・・・ Aが得意です
come at A ・・・ Aに達する、A(問題など)が降りかかる、Aが襲いかかってくる
get at A ・・・ Aをつかむ、Aを発見する、Aがわかる、Aをほのめかす
go at A ・・・ Aに襲いかかる、Aを攻撃する、Aにとりかかる
keep at A ・・・ Aを根気よく続ける
look at A ・・・ Aを見る、Aを調査する
shout at A ・・・ Aに怒鳴る
talk at A ・・・ (一方的に)Aに話す
throw B at A ・・・ Aに向かってBを投げる
work at A ・・・ Aに取り組む
これら以外にもたくさんあるので、よく使うパターンを見つけたら随時更新していきます。
③状態を表す
①や②の用法以外に、状態を表す用法が “at” にはあります。
よく使われる例としては、“at lunch” 、“at school” などがあります。
“at lunch” は「昼食を食べている状態」を意味します。
では、”at school”はどうでしょうか。
Kinugoshi is at school.
普通に訳すと「きぬごしは学校にいます。」ですね。
この訳し方で正解ですが、状態を表す “at” のニュアンスを考慮するなら、
「きぬごしは学校で授業を受けています。」と訳すこともできます。
ここで、”in the school” と “at school” のちがいを簡単に説明します。
Kinugoshi is in the school.
Kinugoshi is at school.
どちらも、「きぬごしは学校にいます。」と訳せますね。
しかしニュアンスが全然ちがいます。
“in” は、「~の中に」という意味で使われます。
“in the school” の場合、
「学校という建物の中にいる」という意味が強いです。
“at school” の場合、
“at” には場所を特定する用法がありますが、”at school” だけだと、 学校という建物の中にいるかどうかまではわかりません。
そもそも “school” という単語は、「学校という建物そのもの」だけを意味するわけではなく、「学校教育」や「授業」、「授業をしている場所」の意味もあります。
さらに、”at” には状態を表す用法もあるため、”at school” の場合には「授業を受けている状態」という意味になります
④特定のイベントを表す
4っつ目は簡単です。
クリスマスや七夕など、何をするのかが明確なイベントを表します。
Kinugoshi stayed with us at Christmas.
きぬごしは私たちとクリスマス(というイベントを)一緒に過ごしたよ!
みたいな意味になります。
しかし、”on Christmas” の場合もあるので注意が必要です。
ここで “at” と “on” のちがいをしっかり説明するのは難しいのですが、
「イベント」か「日付」のちがいだと考えるとわかりやすいと思います。
“at” の場合はクリスマス関係のイベントを意味します。
“on” の場合は12月25日に限定されます。
まとめ
“at” の用法について今回はまとめました。
色つきの文字で書いてある部分を覚えてましょう!
必ず点数につながります。
本ページに出てきた例文を下にまとめておきます。
頑張って覚えましょう!
at bus stop ・・・ バス停で
at 6 o’clock ・・・ 6時に
at 500 yen ・・・ 500円で
be good at A ・・・ Aが得意です
come at A ・・・ Aに達する、A(問題など)が降りかかる、Aが襲いかかってくる
get at A ・・・ Aをつかむ、Aを発見する、Aがわかる、Aをほのめかす
go at A ・・・ Aに襲いかかる、Aを攻撃する、Aにとりかかる
keep at A ・・・ Aを根気よく続ける
look at A ・・・ Aを見る、Aを調査する
shout at A ・・・ Aに怒鳴る
talk at A ・・・ (一方的に)Aに話す
throw B at A ・・・ Aに向かってBを投げる
work at A ・・・ Aに取り組む
at lunch ・・・ 昼食を食べている状態
at school ・・・ 授業を受けている状態
Kinugoshi is at school.
きぬごしは学校で授業を受けています。
Kinugoshi stayed with us at Christmas.
きぬごしは私たちとクリスマス(というイベントを)一緒に過ごしたよ!
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