数学の基礎である、正の数と負の数についてまとめます。
我が子に勉強を教える保護者の方にも、この記事が役に立てばと思います。
覚える用語
まずは基本的な用語から覚えていきましょう!
この分野で覚える用語は3個だけです!
(1)正の数・・・0より大きい数。
(例)+5、+69、+2.6など、+(プラス)の符号をつけて表します。
(2)負の数・・・0より小さい数。
(例)-6、-72、-1/3など、-(マイナス)の符号をつけて表します。
(3)自然数・・・正の整数。
(例)+2、+85、+1000など。
ここで注意!
小数や分数の場合、正の数であっても自然数にはなりません。
整数のときだけ自然数になります。
例題
それでは下の数字を見て、次の問題に答えてみましょう!
+10、-9.6、+1/2、+0.33、-25、0、+361、-7/9
(1)正の数を選びましょう。
(2)負の数を選びましょう。
(3)自然数を選びましょう。
全部わかりましたか?答えは次のようになります。
(1)+10、+1/2、+0.33、+361
(2)-9.6、-25、-7/9
(3)+10、+361
ここで注意!
0は整数ですが、正の数でも負の数でも自然数でもありません。
よく出題される問題
この分野では、大きさを比べる問題も出されることが多いです。
次の各組の数の大小を不等号を用いて表しましょう。
(1)-5、+9
(2)-6、+18、-1
不等号は、
小さい数<大きい数
のように表します。答えは次のようになります。
(1)-5<+9
(2)-6<-1<+18
数が3個になってもあわてずに解きましょう。
小数、分数、整数の関係を考えさせる問題もあります。
(1)-4.5と+21/5の間にはいくつ整数がはいるでしょうか?
(2)-6.7より小さい数の中で最も大きい整数は?
どちらの問題も、実際に数を書けばすぐにわかります。
(1)の場合
-4.5、-4、-3、-2、-1、0、+1、+2、+3、+4、+21/5
したがって、間に入る整数は9個になります。
(2)の場合
-6.7に近い整数を書いていくと
-8、-7、-6.7、-6、-5
負の数の場合、0に近いほど数は大きくなります。
つまり-12よりも-3の方が大きい数であると言えます。
したがって-6.7よりも小さい整数は-7、-8、-9、・・・
その中で最も大きい数は-7なので、答えは-7になります。
まとめ
この分野では数の大小に関する問題がよく出題されますが、
落ち着いて数を実際に書いてみればすぐにわかります。
次の記事では、この正負の数を使った計算問題を解説していきます。
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